MMORPG『Asheron's Call』17年の歴史に幕……最後の瞬間を捉えた配信映像

1999年にMicrosoftがサービス開始したMMORPG『Asheron's Call』。何度かの運営移管を経て、ついに2017年1月31日に、その17年の歴史に幕を下ろすこととなった同作の“最後の瞬間”に居合わせた配信者が、その模様を配信していました。

この配信を行ったのは同作の長年のプレイヤーらしいloud_lou氏。「ここは私が生まれ育った場所です」と語る氏は、「いつでも戻ってこられる」と思い、3年間ほど同作はプレイしていなかったとのこと。ですが、ゲームが終了へと刻一刻と近づく中、氏はブランクを感じさせない慣れた手つきで懐かしいダンジョンなどを訪れています。そして本当の最後の瞬間には、サーバーに残った多くの他のプレイヤーたちと共にゲームの終了を涙ながらに迎えることに。先日お伝えした、本作のプレイヤーであった74歳の“ゲーマーおじいちゃん”も同様にしてこの時を迎えていたことでしょう。

定刻通りにサーバとの通信がロスト、全てのプレイヤーは夢幻の如くその姿を消し、『Asheron's Call』はその長い歴史に終止符を打ちました。その後ゲームが強制終了するまでの“ロスタイム”の間、自慢の装備とスキルのコメントをした彼の胸に去来したものは計り知れないものがあったに違いありません。

オンラインゲームが数え切らないほどに増加した昨今。幾多のゲームが生まれ、そして消えていく中、これだけの長い年月を支え、そして別れに涙し、ゲームの存在を記憶してくれるプレイヤーが居ることは、ゲームとプレイヤーの双方にとって本当に幸せなことなのかもしれません。